【球速UP】第1回投手:球速upに必要な要素って何?~肩の可動域ver.~
野球で投手をやったことのあるかたなら、ほとんどの人が一度、
いや何度も思ったことがあるのではないでしょうか?
そう!今回は球速UPのための要素を何回かに分けて書いていこうかと思います。
その【第一回】となる今回は、肩の可動域に着目して展開していきます。
そもそも可動域って?
"関節可動域 / ROM(かんせつかどういき) 各関節が運動を行なう際の生理的な運動範囲。 身体の各関節が、傷害などが起きないで生理的に運動することができる範囲(角度)のことを示す。
引用元:関節可動域 / ROM | e-ヘルスネット 情報提供
と、まあこんな感じで定義されています。
【問題】もし、肩の可動域が狭いまま投球を続けていると、適切な投げ方が身につきません、、、
その結果どのようなことが起こりえるでしょうか?
①球速が上がらない
②肩の故障に繋がる
③肩をかばいながら投げるようになると肘にまで悪影響を及ぼし、肘も痛くなる
正解は、そう、①②③全てです、、、
これとは逆に可動域が十分に保たれてると、故障のリスクも減り、球速も上がります!これほどのメリットがあるでしょうか!これで、ライバルよりたくさん練習しても怪我をしにくく、球速も上がるのです!
理論的には、速い球を投げる=腕を速く振る=リリースまでの加速距離を長くする=最大外旋角度を大きくする=肩の柔軟性(どれだけしなっているか?)が重要です。
上の、田中将大選手の画像を見ても分かるように、
大きく胸が張られ、最大外旋角度を大きく作ることで、リリースまでの加速距離が十分に準備されています。
出典:スポーツナビ、Yahoo Japan
この動作は野球以外のスポーツにも共通しており、主動作(投げること)のための助走の役割りを担っています。
もちろん、助走は短いよりは長い方が速く走れますよね!
肩全体で150°まで角度を作ることができ、その内訳としては、
「肩全体150°=肩甲上腕関節103°+肩甲骨25°+胸椎10°」となっています。
出典:古東整形外科
なので、皆さん球速を上げたかったら、可動域を広げるために肩周りの柔軟をしましょう!
その方法について参考になる動画ありましたので、紹介します。
かんたん!自動整体! 肩甲骨はがし カッチカチの肩甲骨をはがしましょう! ホップ! ステップ!!
かんたん!自動整体! 肩甲骨はがしの定番 手の組み方で効果倍増 肩こり撃退!!
柔軟性はすぐに上がるものではないので、継続する精神力も必要です!
今回のブログを読んで、球速を出す為には、筋力トレーニングばかりが重要なのではなく、肩周りの関節の柔軟性も必要ということを理解していただけたでしょうか?
このストレッチを今日から1日に1回で良いので「お風呂上りや、練習前後」に行うようにしてみてください!その違いはあなたの身体が分かると思います。
怪我の予防のためだけでなく、投球パフォーマンス向上のためにもストレッチを行うことは有効ということですね!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。どんどん皆さんの上達をサポートできる内容を考えて更新していきますので、今後ともよろしくお願いします。