小学生のうちに投手として練習して身に着けておくべきこととは!

こんにちは、こんばんは!「ベースボールライター ぺーた」です。

 

夏休みには大会が行われることが多いですね、今はどんな練習をするべきか考えている指導者の方や、子供が野球をされている親御さんも多いのではないでしょうか?

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今日は小学生のうちに投手としてやっておくべきことについて紹介していこうと思います。

 

何事にも、適切なタイミングがある様に、野球の練習にもそれぞれの年齢に適した練習というものが存在します。

 

適した年齢で行う練習はその練習の効果が最もある時期ですので、適した時期を逃してしまうと小学生のうちには活躍できていても将来、練習を頑張ってもうまくなりにくいといった状況が起きるかもしれません。また、やっておくべき時にやっておかなかった練習は後になってもその選手の課題として残っている訳ですから、夏休みの後半に宿題がたくさん残っている状況と同じなわけです。そうなってしまうと、どの練習から始めるべきなのか分からないということも起こりえるでしょう...

 

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しかし、適したタイミングで適切な練習を行うと、より効果的にパフォーマンスが向上します!さらに、やるべき時に練習を行うことで、将来にやるべきことを少なくすることができ、その年齢、その年齢でやるべきことに集中できるので練習の効果はさらに上がるのです!

 

そんなことにならないために、小学生のうちにやっておくべき練習とは、ずばり!

良いフォームで投げる」ことを覚えることです!

 

これは、どういうことかといいますと、

2018年のアメリカのジャーナルで取り上げられている記事がありましたので紹介します。

Year-to-year changes were most significant between 9 and 13 years of age for kinematics and between 13 and 15 years for normalized kinetics (e scaled by bodyweight and height.~Thus, prepubescent pitchers may work with their coaches to improve the motions and flexibility of the players' bodies and the paths of their arms. Once proper mechanics are developed, adolescent pitchers can focus more on improving strength and power.

出典:The American Journal of Sports Medicine 2018;46(1):44-51「Changes in Youth Baseball Pitching Biomecanics」

 

これをまとめると、

9‐13歳までは正しい動きに関して著しい発達がみられ、

13-15歳の年齢で一般的に、筋発揮の能力が向上する。よって、9-13歳までに正しい腕の使い方や体の動き方を向上させておくことで、13-15歳になった時に筋力やパワーの向上により集中して練習に取り組むことができる。」ということになります。

 

小学生の時に速い球が投げれなくとも、良いフォームを身に着けておくことで中学校、高校と進学していくにつれて、球速も上がりやすいということになるんです!さらに、悪いフォームで投げ続け身体に負担の大きいままでいると故障の原因にもなりかねません!特に小学生や中学生のうちは体がまだ成長段階にあるため、肘の内側の炎症などが起きやすい時期でもあるのです。

 

練習ができなくなってしまっては、元も子もないですからね、、、

私も、小学生、中学生の時にはよく肘を痛めて病院に行っていました。泣

 

では、自分の息子さんが正しい段階を踏んで、たくましく成長し、プレーヤーとして活躍できるように、正しいフォームを身に着けることが大事だということを覚えていただけたら幸いです。

また、別の機会に良いフォームを作る練習方法についても紹介できたらと思います。

ちなみに、私は「なげるーん」を始めたことで投球フォームが良くなり、コントロールも安定しました!参考にどうぞ!